女性ホルモンと月経

子宮内膜症のことを知ることは、決して損ではないです。
私自身、子宮内膜症のチェック項目に7割も当てはまってしまったんです。

 

かと言って、私が子宮内膜症だとは言い切れないってこともあるんです。
この話は、またにしますね。

 

子宮内膜症の発生の『原因』は、明確にされていないのではなくて、おそらく『原因』をひとつにしぼれないというのが現実なのでは?と思います。
そのほかに、子宮内膜が血液やリンパに流されて移動し、増殖するという説もあります。

 

そもそも内膜細胞は子宮の中で増殖、出血を繰り返します。

 

毎月一回やってくる月経が、そのサイクルの証拠なんです。

 

私のように出産を終え、もう妊娠する予定もなくなると、生理になるのがうっとおしくて仕方がない…みたいな声ってよく聞くんですよ。

 

でもね、周期的に訪れる月経によって、しんどくても体の調子を見るいい機会になっているんです。
子宮などの病気は、痛みが出てきたころには重症化しているケースも多いそうなので、月経そのものが病気の発見のきっかけとなることも事実です。

 

辛いのは、月経中とは限りません。
月経前になるといろいろな辛い症状が出てくる方もいらっしゃいます。
ピクノジェノールと月経前症候群について

 

 

 




私はちょうど3年ほど前から、2日目の経血の量がかなり増えました。
2日目というのは誰でも多くないですか?もともと生理痛が重く、量も多いほうだったうえに、さらに量が増した…。

 

ちょっと怖かったけど生理痛はさほど変わらず、ただ出血のあまり貧血っぽくなってしまうのがとても厄介なだけです。

 

生理が始まる2、3日前くらいから、ふらふらとその状態が始まります。

 

要らなくなった内膜が剥がれ落ちる準備段階から、何らかの作用でそうなるんだろうと思います。
7日間の間にいったいどれだけの経血が出ていくんだろう?と不安にさえなります。

 

この月経を起こす仕組みはこうです。

誰もが知っているであろう「女性ホルモン」が深くかかわっています。

→ まず脳の視床下部から女性ホルモンを分泌しなさいと命令するホルモンが分泌
→ 下垂体がこの刺激を受け卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンを分泌
→ 卵巣が刺激を受ける。

 

これにより排卵が促され、卵巣からはエストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)2種類の「女性ホルモン」が分泌されます。

 

この「女性ホルモン」は血液によって全身に運ばれ、妊娠の準備、妊娠、月経のサイクルや、他には骨密度の維持、自立神経のバランスを整えるなどの働きを持ち、女性にとっては重要なホルモンでもあるのです。

 

子宮内膜もこの「女性ホルモン」の刺激を受けて機能していることをよーく覚えておいてくさいね。