子宮内膜症とホルモン
女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンは、それぞれ役割が違います。
排卵を促したり、乳房を大きくしたりするのはエストロゲン。
子宮内膜をフカフカのベッドにしたり、妊娠した後に胎盤を良い状態に保つのがプロゲステロン。
他にもいろんな働きを持ってはいますが、それはさておき。
子宮内膜症に関係するのはエストロゲンだということです。
直接的な「原因」ではなく、プロゲステロンよりエストロゲンの分泌量が多くなってしまった場合、内膜症の症状が悪化するという現象が起きるそうです。
エストロゲンが多すぎると、乳がんや子宮体がんになる危険性もあるようです。
みなさんは「ホルモンのバランス」という言葉をよく耳にしませんか?
生理不順、月経不順が起きるのは女性ホルモンの乱れが原因って、一度は聞いたことがあるのでは?
ホルモンそのものは、ほんのわずかの量しか分泌されないにも関わらず、体にとってはとても重要な役割をしています。
日常の中で、さまざまな刺激を受けることで成長したり、充分な睡眠がとれたり、安心したり、女性らしくあれたり…
もう数えきれない快適さが得られるのは、人体に存在するおよそ100種類のホルモンが分泌されているからこそだそうです。
例えば朝日を浴びると、眠気を誘うホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、すっきりと目が覚めてくる…みたいな現象とかね。
じゃぁ、ホルモンが出ているから安心ね。
ってことでもなく、ほんのわずかなホルモンという物質が、人体の明暗を分けているとしたら、正直不安ですよね。
そこで気になるのが「ホルモンのバランス」なんです。
てっとり早く言うと、例えばストレスを過剰に受けたり、運動をあまりしない、不摂生な生活を送りがちなどが続けば、次第に体調を崩しますよね。
これが実は、「ホルモンのバランス」が乱れることによって起きる現象の1つなんだそうです。
※ホルモンバランス参考サイト
http://hormone-imbalance.org/
生理が不順、もしくは止まってしまうってことないですか?
私の場合どんなに過酷な生活をしていても、生理はちゃんときていました。
妊娠以外で2週間以上遅れたことがないです。
その理由は、楽天家だから?
いやいやそんな単純じゃないでしょ。
それはストレスを受けたときに、たまたま女性ホルモンには影響がなかったというだけ。
そのかわりに神経性胃炎などを軽く起こすことは多々ありましたから(笑)
この話、すべては内膜症につながっていますよ!
女性ならではの月経は妊娠のためだけではなく、体調管理の目安にもなると私は思います。